健康や美容に良い飲み物として、ルイボスティーは女性から人気を得ています。
しかし、早く効果を得たいからといって、ルイボスティーを飲み過ぎてはいけません。
そこで、ルイボスティーの飲み過ぎでどのような症状が引き起こされるのか詳しくまとめてみましたので、ぜひ一度参考にしてみてください。
ルイボスティーに副作用は無し!
ルイボスティーの中には、ミネラルやポリフェノールなど、健康や美容に嬉しい栄養素が入っています。
基本的には、どれだけ飲んでも大丈夫となっており、ルイボスティーに副作用はありません。
そこで、なぜルイボスティーに副作用がないのか、詳しい理由について見ていきましょう。
- 内服薬ではなく健康茶に分類されている
- 天然の茶葉を使って作られている
- 食べ物の中に入っている栄養素がメイン
副作用は、内服薬や外用薬を服用した時に出る不快な症状ですので、ルイボスティーは大丈夫です。
ルイボスティーの飲み過ぎによるリスク!下痢や頭痛の症状に注意しよう
副作用がないからといって、ルイボスティーを飲み過ぎてはいけません。
また、「早く便秘の症状を解消したい」「すぐにでも美肌を手に入れたい」と考えて、ルイボスティーを飲み過ぎている方はいます。
しかし、ルイボスティーの飲み過ぎで下痢や頭痛など、不快な症状のリスクが高まりますので注意が必要です。
下痢や頭痛の症状が出るのはミネラルの過剰摂取が原因となっていますので、各成分ごとに起こりうる弊害をまとめてみました。
- カリウムの過剰摂取:お腹の調子が悪くなって下痢や吐き気が生じる
- カルシウムの過剰摂取:尿路に石ができる病気の結石症のリスクが高まる
- マグネシウムの過剰摂取:高マグネシウム血症で下痢や嘔吐が出やすい
- 亜鉛の過剰摂取:腎臓や神経に悪影響が加わりやすく、頭痛や吐き気を訴えやすい
- 銅の過剰摂取:吐き気や嘔吐、筋肉のふるえなどの症状が出やすい
ミネラルは私たちの体内では生成できない栄養素ですので、外部から何かしらの形で摂取しないといけません。
だからといってルイボスティーを飲み過ぎていると、ミネラルの過剰摂取による悪影響が出やすくなります。
生命活動を維持するために必要な栄養素でも、毎日の生活で程々に摂取するのがポイントです。
ルイボスティーを大量に飲んだとしてもすぐに効果を実感できるわけではないので、飲み過ぎは身体に毒だと頭に入れておきましょう。
ルイボスティーの目安摂取量はどのくらいなの?
適量のルイボスティーを毎日飲んでいれば、副作用が出ることも下痢や頭痛で悩まされることもありません。
厳密にルイボスティーの摂取上限量は決められていないのですが、目安としては1日あたり500ml程度が適しています。
1日でガブガブと飲むよりも、1日500mlを守って長期間に渡って継続した方が効果的です。
目安量を守ってルイボスティーを続けていれば、体内のミネラルバランスが崩れる恐れもありません。
そこで、ミネラルの1日の目安摂取量と、ルイボスティー100mlあたりのミネラルの含有量をまとめてみました。
ミネラルの1日の目安摂取量
- カリウム:2,000mg
- カルシウム:650mg(上限2,000mg)
- マグネシウム:290mg
- 亜鉛:8mg(上限35mg)
- 銅:0.8mg(上限10mg)
ルイボスティー100mlあたりのミネラルの含有量
- カリウム:291mg
- カルシウム:135mg
- マグネシウム:107mg
- 亜鉛:7.18ppm
- 銅:2.02ppmg
1日500mlのルイボスティーを飲んだ場合、マグネシウムの目安摂取量は少し超えますが、カリウムや亜鉛などほかの栄養素に関しては過剰摂取になりません。
ルイボスティーは飲み過ぎても即効性は期待できませんので、ゆっくりと焦らずに目安摂取量を守って体質改善を目指してみてください。